ブログ副題『段階的リタイア計画』の概要
カンストです。
退職からやりたいことをいろいろとやっていたら、更新期間がずいぶんと空いてしまいました。
今回のテーマは、掲題の通りブログの副題にもなっている『段階的リタイア計画』の概要について書いていこうと思う。
直近、世間ではセミリタイアだFIREだと早期退職がはやし立てられているが、そのロジックを参照してみるに、フルリタイアのダウンサイズをしたのみであり、達成するまでの敷居が高いものと認識している。
では、フルリタイアだセミリタイアだFIREだを目指すにあたり、段階的に達成目標・マイルストンを設定することで、少しずつ近しい状況に近づいていこう立てた計画が『段階的リタイア計画』だ。
『段階的リタイア計画』は大きく以下の5つのフェーズで構成。
ざっくりとした流れとしては、労働所得源を構築した後、そこから資産の構築を実施、ある程度資産が構築されたら投資に割り当てていき不労所得源を構築・拡大していく。
各フェーズは2~4年程度のスパンを想定。(*衰退期はスパンが長いため対象外)
- 黎明期
- 過渡期
- 成長期
- 円熟期
- 衰退期(*)
各フェーズでのライフステージ、実施内容、フェーズ完了判定、(フェーズが完了する段階での)リタイア事項4点を続けて以下に記載。
1.黎明期
- ライフステージ
- 大学生~新卒正社員(2年目程度まで)
- 実施内容
- フルタイム勤務への導入
- 労働所得源の構築
- 貯蓄
- フェーズ完了判定
- 一人暮らし・引っ越し資金200万円の達成、引っ越し
- リタイア事項
- 実家暮らし(費用の依存)
2.過渡期
- ライフステージ
- 若手正社員(3~5年目程度)
- 実施内容
- 一人暮らし開始(単独収支管理)
- 労働所得源の拡張
- 貯蓄額維持(一人暮らしを始めたため拡張は不可)
- フェーズ完了判定
- 投資の種銭500万円の達成
- リタイア事項
- なし(過渡期のため)
3.成長期【※期間が長くなると想定されるため前期/後期に分割】
(1)前期
- ライフステージ
- 中堅性社員(6~8年目程度)
- 実施内容
- 社内での立ち位置、地位を確立
- 労働所得源の拡張
- 投資先の模索、投資開始(貯蓄額 >> 投資額:全資産20%程度)
- 所得全体拡張(労働所得 >>> 不労所得)
- 貯蓄額拡張(支出の見直しにより)
- フェーズ完了判定
- キャリアアップ転職先の確保
- 総資産1,200万円の達成
- リタイア事項
- 就社(1社終身雇用)
(2)後期
- ライフステージ
- 中途正社員①(1~3年目程度)
- 実施内容
- フェーズ完了判定
- リタイア事項
- キャリアアップ、昇進、役職
4.円熟期【※期間が長くなると想定されるため前期/後期に分割】
(1)前期
- ライフステージ
- 中途正社員②(1~3年目程度)
- 実施内容
- 労働環境、働き方の模索
- 投資額拡張、精査(貯蓄額 < 投資額:全資産60%程度)
- 所得全体維持(労働所得 >> 不労所得)
- 貯蓄額維持(労働先変更に伴い)
- フェーズ完了判定
- 労働環境、働き方の模索先の確保
- 総資産2,700万円の達成
- 不労所得100万円/年の達成
- リタイア事項
- 労働所得アップ
(2)後期
- ライフステージ
- 中途正社員③(1~3年目程度)
- 実施内容
- フェーズ完了判定
- 総資産3,500万円の達成
- 不労所得150万円/年の達成
- リタイア事項
- 正社員労働
5.衰退期【※こちらはセミリタイアに近しい状況なので詳細情報は割愛】
以上が大学生時代当時に計画していた『段階的リタイア計画』となる。
想定年収が低かったり、想定支出が低かったり、想定外の成功投資(持ち株会)があったりで、計画年齢の前倒しにはなったり、不必要に転職回数が1回多かったりと計画との相違は幾何かあるが、実施結果は満足のいくものになったと自負している。
時間のある時にでも、計画と実績の相違、実績としての資産状況の遷移等はテーマとして挙げていければと考えている。
ということで、長くなったが今回のテーマは以上。